年頭のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

平成30年の輝かしい新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。新たな希望を胸に穏やかな新年をお迎えになられたことと存じます。会員の皆様には、平素より当所の各般に亘る事業活動につきまして、格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

鹿屋商工会議所は昨年10月、地域の皆様に支えられ“創立70周年”の節目を迎えることができました。これまでの70年の歩みは、優れた先見性とたゆまぬ努力を持って、幾多の難局と試練に立ち向かってこられた、先人諸賢の果敢な挑戦の歴史であり、鹿屋市商工業発展の軌跡そのものであり、歴代の役員・議員・会員及び関係各位に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

さて、我が国経済は、アベノミクスにより円高・株高の経済環境が出現して、大企業を中心に企業収益改善・賃金上昇等の経済好循環が生まれ、デフレ脱却・景気回復の糸口が見えて参りましたが、地方や中小企業への波及効果不足や安全保障を含めた世界経済の影響を受けて、総合的な景気上昇局面には至っていないのが現状であり、企業の基礎体力を高めるための構造改革・成長戦略の実行が必要と認識しております。

このような経済環境の下、商工会議所活動の原点である中小・小規模企業の経営支援においては、あらゆる企業のライフステージ〔創業・成長・発展・承継〕に応じた経営課題の解決に向け、経営者に寄り添う伴走型支援により経営力の向上と体質強化を図り、企業の持続的発展に努めて参ります。

地場産業の振興においては、会員企業の販路開拓・販売促進及び受注機会の確保に努め、併せて大隅地域が一丸となり、強みである1次産業を基軸とする農商工連携・6次産業化など企業間連携や情報技術〔IT〕を駆使した新たなビジネスモデルの構築を図ると共に、益々グローバル化する経済の枠組みの中、地場産品の輸出拡大や海外事業展開等のための情報の収集と提供に努めなければならないと考えております。

社会資本整備については、地方創生の取り組みを支え・加速させるものであり、東九州自動車道・大隅縦貫道をはじめ地域の快適で利便性の高い生活や経営環境の実現のため、産業交通基盤の拡充に向け官民一体となり精力的に要望活動を展開して参ります。

年頭にあたり所感の一端を申し上げましたが、創立70周年スローガン:『これまでの感謝を込めて、これからも地域とともに…!』のもと、会員の皆様に真に頼られる組織であり続けるための新たな10年に向けて、これまで築き上げられた歴史を受け継ぎながら、これからの商工会議所に求められる役割の変化を十分に認識し、現下の重要課題の克服はもとより新たな時代繁栄をめざして、会員企業並びにふるさと鹿屋のために関係機関との連携を図り『地域社会に貢献する総合経済団体』としての使命を果たして、更なる“大隅地域の経済的自立と地域活性化をめざし”最善の努力を尽くして参る所存でございます。

商工会議所は地域商工業者を会員とする団体であり、会員数と結束力がその源泉です。会員の皆様の声を結集して諸事業を推進して参りたいと考えておりますので、本年もより一層のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びに、本年は『明治維新150年』の節目の年であり、NHK大河ドラマ『西郷どん』の放送など“鹿児島”に注目が集まる1年となりそうですが、新しい年が会員の皆様にとりまして、輝きと飛躍に満ちた年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、年頭のごあいさつとさせて戴きます。

鹿屋商工会議所 会頭 坪水徳郎

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