経営支援に関するアンケート調査へのご協力について
(御礼・結果報告)

 当商工会議所では、小規模事業者支援法に基づき、国より認定を受けました「経営発達支援計画」により、平成29年度から経営計画作成支援セミナーをはじめとする伴走型支援事業を実施しているところです。

 伴走型支援事業の一つとして、今後の支援活動の基礎資料とするため行いました標記アンケートにつきまして、結果を取りまとめましたのでご報告するとともに、ご回答頂きました皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

 本調査結果に基づき、各種セミナーなど伴走型支援事業に取り組んで参りますので、よろしくお願い申し上げます。

 なお、アンケート結果の詳細につきましては、ページ下部よりPDFにてご覧頂けます。

 

◆調査結果概要

調査時期: 平成29年8月30日 〜 9月30日
調査対象: 旧鹿屋市の小規模事業者等3,011件
調査方法: 郵送後、FAX・訪問にて回収
回答数: 148件

 

◆主な回答内容

【経営上の問題点について】

  • 小規模事業者では、「売上(受注)不振」と回答した割合が高い。業種別では、製造業58.8%、卸売業57.1%、小売業66.7%という結果。
     
  • 「売上(受注)不振」以外では、「労働力不足」や「原材料(仕入)価格の上昇」、「顧客・消費者ニーズの変化」が上位となっている。
       
     

【事業計画(経営計画)について】

  • 小規模事業者以外では、小規模事業者よりも事業計画(経営計画)を作成したことがある割合が高く、小規模事業者では、約半数が「一度も作成したことがない」と回答。
     
  • 事業計画(経営計画)の作成状況と売上高をみると、作成している事業者の方が、売上が増加傾向にある。

 

【販売促進・PRについて】

  • 約4割の事業者が、「特に何もしていない」と回答。
     
  • 「自社のホームページ」や「SNS」などのインターネットを使った販売促進・PRに取り組んでいる事業者の売上が増加傾向にある。
     

【事業承継について】

  • 「廃業を予定している」事業者は小規模事業者に多く、約2割を占める。
     
  • 廃業する理由では、「後継者がいない」や「体力の限界」が多い。
     
  • 代表者が70代以上の事業者では、4社に1社が「まだ考えていない」と回答。

 

◆アンケート結果詳細